病院と診療所やクリニックの使い分け

病気やケガをした場合、場合によっては医療機関への受診が必要なこともあります。
この時、自分に合った医療機関への受診をしないと、病院の負担が増えるだけでなく、自分が受ける医療の質や安全、値段にも大きな影響が発生します。
医療機関とは、診療所やクリニック、病院、大学病院など様々な形態があります。
これらの医療機関は大きい機関になればなるほど重症の緊急患者、高度な医療が必要な患者への医療提供を行うことを目的とし、役割分担をすることで、全員が適切な医療を受けられるように工夫がされています。
例えば日常的な風邪や軽いケガの場合、まずは身近にあるクリニックや診療所を受診するべきです。
中には「大きい病院のほうが良さそう」「夜のほうが空いてる」というような理由で軽い症状でも大病院を受診する方もいらっしゃいます。
こうした方が増えてしまうことで、大病院に患者が殺到し、本当に大病院で医療を受けなければならない方がスムーズに受診できないということが起こっています。
受診する医療機関選びを間違えてしまうと、待ち時間が増えたり、本当に緊急な状態になったときに治療が難しくなってしまいます。
患者側にとっても医療機関側にとってもメリットになることはないので、軽い風邪やケガなら診療所、クリニック、緊急度が高い場合は大病院を選択するなど、医療機関の使い分けについても考えましょう。
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